クレジットカード
PR

PayPayカードのメリットとデメリットを解説!PayPayクレジットで支払いが便利

kingyo
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
悩みんぎょ
悩みんぎょ

「普段からPayPayでの決済を利用している私にとって、PayPayカードとの相性がいいらしい

だけどPayPayカードのメリットもデメリットもわからない

自分に合っているかどうかを判断したいから教えて!」

日常の買い物や外食でPayPayを使っている方には、PayPayカードの利用がおすすめです。

PayPayカードは高還元率でPayPayポイントが貯まり、貯まったポイントはPayPayでの支払いにそのまま使えます。

PayPayとの連携による利便性の高さが魅力で、キャッシュレス決済を頻繁に使う人におすすめのクレカです。

この記事では、PayPayカードのメリットとデメリットを解説します。

PayPayカードの基本情報

まずはPayPayカードの基本情報を確認しましょう。

PayPayカードとは、PayPayカード株式会社が運営しているクレジットカードです。

基本情報でわかることは以下の3つです。

  • 年会費が本会員も家族会員も永年無料
  • 200円(税込)につき1%が還元
  • バーチャルカードなら最短即日発行

詳細情報は以下にまとめたので、参考にしてください。

クレジットカード名PayPayカード
年会費(本会員)永年無料
年会費(家族会員)永年無料
申込条件(本会員)18歳以上(高校生除く)で安定した継続収入のある方
申込条件(家族会員)本会員の配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方
国際ブランドVISA
JCB
Master card
ポイント名PayPayポイント
還元率通常1.0%
条件達成で1.5%
付与率200円(税込)につき1%
つまり200円(税込)につき2ポイント付与
還元例月5万円利用で500ポイント(年間6,000ポイント)
発行スピード最短即日でバーチャルカード発行
プラスチックカードは約1週間
国内旅行傷害保険なし
海外旅行傷害保険なし
ショッピングセーフティ保険(国内)なし
ショッピングセーフティ保険(海外)なし
電子マネー対応・Apple Pay
・Google Pay
Webサービス・PayPayアプリ
・Vpassアプリ
締め日毎月月末
引き出し日翌月27日
※支払い日が土日祝日の場合は翌営業日

ポイント還元率で誤解しやすい点を解説

PayPayカードの還元率表記は混乱を招きやすく、多くの人が誤解しています

公式サイトには「利用金額200円(税込)ごとに1%のPayPayポイント」と表記されています。

そこから、「200円で1ポイント(還元率0.5%)」と勘違いする方が多いです。

しかし、実際は「200円で2ポイント(還元率1.0%)」が正しい仕組みです。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

この表記の真意は「200円単位で計算し、その金額に1%の還元率を適用する」という意味です。

つまり、200円利用すれば200円×1%=2ポイント、400円なら400円×1%=4ポイントが付与されます。

PayPayステップ達成時の1.5%還元も同様で、200円利用時は3ポイントとなります。

ただし200円未満は切り捨てのため、例えば500円利用でも400円分の4ポイントのみ付与される点に注意が必要です。

PayPayアプリの赤い画面と青い画面について

PayPayアプリには、支払い画面をスライドすると赤い画面青い画面が表示されます。

赤い画面はPayPay残高での支払いで、青い画面はPayPayクレジットです。

PayPayカードを手に入れてPayPayアプリに登録するなら、青い画面のPayPayクレジットがおすすめです。

賢いんぎょ
賢いんぎょ

いわゆるPayPayカードとPayPayアプリを紐づけする方法です。

紐づけすれば決済時にカードを出すのが不要になり、アプリの決済画面で支払いができます。

PayPayクレジットで払えば、最大1.5%のポイントが貯まります。

基本付与率は1.0%なので、200円(税込)につき2ポイントもらえます。

PayPayカードのメリット

年会費が永年無料だから維持コストなし

PayPayカードの魅力は、年会費が永年無料であることです。

初年度だけでなく、2年目以降もずっと年会費がかからないため、維持コストが発生する心配がありません。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

「年会費の元を取らなければ」というプレッシャーもなく、気軽に利用できるのが大きなメリットです。

クレジットカード初心者の方でも安心して持つことができ、維持費を気にせずポイント還元の恩恵を受けられます。

基本還元率が1.0%で条件達成すると毎月最大1.5%

PayPayカードは、どこで使っても基本還元率1.0%という高水準のポイント還元を実現しています。

利用金額200円(税込)ごとに1%のPayPayポイントが付与されるため、効率よくポイントを貯められます。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

コンビニでの少額決済から公共料金などの支払いは、PayPayカードがおすすめです。

さらに魅力的なのが「PayPayステップ」という仕組みです。

前月に「200円以上の支払いを30回以上」かつ「支払金額10万円以上」という2つの条件を達成する必要があります。

翌月の還元率が0.5%上乗せされ、最大1.5%まで向上します。

公共料金の支払いもPayPayカードで支払いができる

各加盟店・サービスのホームページなどから案内に沿って手続きをすると、公共料金でもPayPayカードで支払いができます

オンライン手続きをすれば、支払い設定はスマホだけで完結します。

PayPayカードで支払いができる主な加盟店は、以下の5種類です。

種類主な加盟店
放送NHK
携帯電話SoftBank、Y!mobile、LINEMO、NTTドコモ、au、UQ、mobile、ahamo、povo1.0、povo2.0、y.u mobile、mineo
電気東京電力、中部電力、関西電力、九州電力、東北電力、中国電力、北海道電力、四国電力、沖縄電力
ガス東京ガス、東邦ガス、ニチガス、西部ガス、広島ガス、エネアーク関西、北陸ガス、エネクル、日本ガス、岡山ガス、大津市企業局、ミライフ、ミライフ北海道、ミライフ東日本、ミライフ西日本、大阪ガス
水道東京都水道局、大阪市水道局、名古屋市上下水道局、神奈川県営水道、川崎市上下水道局、さいたま市水道局、千葉県営水道、京都市上下水道局、神戸市水道局、堺市上下水道局、尼崎市公営企業局、長崎市上下水道局、大津市企業局、水戸市水道部、札幌市水道局、横浜市水道局、福岡市水道局

なお、公共料金など定期的なお支払いはPayPayカードがおすすめです。

支払いをすると、PayPayポイントが200円(税込)ごとに1%たまります。

また、支払い方法をPayPayカードに設定すると、自動で請求・引き落としされます。

払込票を持ってコンビニに行く必要がなく、支払い期限が過ぎる心配もありません。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用時は最大5.0%還元

PayPayカードでYahoo!ショッピングとLOHACOを利用すると、毎日最大5.0%のPayPayポイント還元を受けられます。

5.0%還元の内訳は、PayPayカード特典で1%、Yahoo!ショッピング・LOHACO利用特典で3%、ストアポイントとして1%の合計です。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

Yahoo!ショッピングとは、LINEヤフー株式会社が運営する日本最大級のオンラインショッピングモール(ECモール)です。

LOHACOとは、アスクル株式会社が運営するオンラインショッピングサイトです。

例えば、5万円の家電製品を購入すれば2,500円分、10万円の家具なら5,000円分のポイントが戻ってきます。

日用品のまとめ買いやふるさと納税、大型家電の購入など、年に数回でも利用するなら、ぜひポイントを獲得しましょう。

PayPayアプリとの連携でカード番号や請求明細の確認が可能

PayPayカードとPayPayアプリを連携させることで、カード管理が便利になります。

PayPayアプリ内で、カード番号やセキュリティコードを簡単に確認できます。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

PayPayアプリのカードアイコンをタップするだけで、リアルタイムの請求明細を確認できるのも嬉しいポイントです。

従来のクレジットカードのように専用アプリを別途インストールしたり、ウェブサイトにログインしたりする手間が省けます。

PayPayアプリのホーム画面では支払い金額の調整など、支払い管理機能も利用可能です。

バーチャルカード「PayPay残高カード」なら最短即日発行

PayPayカードのバーチャルカード「PayPay残高カード」は、最短即日で発行できます。

国内オンラインショッピングのウェブサイトのうち、Visaのクレジットカードが使える加盟店で利用できます。

主に使えるオンラインサービスを以下にまとめました。

PayPay残高カードのみPayPay残高カードとPayPayアプリを利用
買い物au Payマーケット、メルカリ、ヨドバシドットコム、楽天市場Amazon.co.jp、Qoo10、ZOZOTOWN、ユニクロオンラインストア
宿泊agoda、ANA、えきねっと、じゃらん、スマートEX、JAL、楽天トラベルエアトリ、HISオンライン予約サイト、Yahoo!トラベル
エンタメ109シネマズ、イープラス、劇団四季、チケットぴあ、ユナイテッド・シネマebookjapan、コミックシーモア、TOHOシネマズ、ローソンチケット

バーチャルカード「PayPay残高カード」は、PayPayアプリから発行できます。

まずはPayPay残高カードの始め方を確認しましょう。

PayPay残高カードの始め方
  1. PayPayの支払い画面を開く
  2. バーコード下の「PayPay残高」をタップ
  3. 「はじめる」をタップ
  4. 画面切り替わり後の「はじめる」をタップ
  5. 利用規約を確認して「同意する」をタップ
  6. 登録完了

次にPayPay残高カードの使い方を解説します。

カード番号の情報は、PayPayアプリから確認してください。

PayPay残高カードの使い方
  1. PayPayの支払い画面を開く
  2. バーコード下の「Tap」をタップ
  3. 端末の認証をしてカード情報を確認
  4. コピーマークをタップ
  5. 利用先のネットサービスでカード情報を貼り付け
  6. 手続きをして支払い完了

交通系ICカードへのチャージでもポイント付与

PayPayカードを使って交通系ICカードへのチャージをすると、200円(税込)ごとに1.0%のポイントが貯まります。

モバイルSuicaやモバイルPASMO、Apple PayのSuicaへのチャージでも、PayPayポイントが還元されます。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

交通系ICカードを普段から利用したい人にぴったりです。

ポイント対象外のカードと比較すると、ただチャージするカードを変えるだけで大きな差が生まれます。

交通費という固定費でポイントを貯められるため、ポイントが定期的に蓄積されていくのは大きなメリットです。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

PayPayアプリを経由してのチャージはできませんが、PayPayカード自体を使えばチャージが可能です。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーに特典あり

ソフトバンクやワイモバイルユーザーにとって、PayPayカードは魅力的な選択肢です。

携帯料金をPayPayカードで支払うことで、通常の1.0%還元に加えて以下のポイントも上乗せできます。

項目還元率支払い例
ソフトバンクスマホ通信料等最大1.5%利用料金が毎月6,600円(税込)の場合
・毎月90円相当もらえる
・年間1,080円相当もらえる
ソフトバンク 光/Air(スマホとの合算請求時)最大1%利用料金が毎月4,400円(税込)の場合
・毎月40円相当もらえる
・年間480円相当もらえる
ソフトバンクでんき(スマホとの合算請求時)最大1%利用料金が毎月11,000円(税込)の場合
・毎月110円相当もらえる
・年間1,320円相当もらえる

ソフトバンクやワイモバイル特典の受取方法は以下の通りです。

受け取りの流れ備考
①ソフトバンク連携をするPayPayアプリまたはWeb会員メニューから操作
②スマホの支払いをPayPayカードに設定するMy SoftBankまたはMy Y!mobileからログイン
③支払いをスマホの請求にまとめるソフトバンク 光/Air、ソフトバンクでんきを利用していない場合はスキップ
④PayPayポイントの自動交換設定をするソフトバンク社から付与されるソフトバンクポイントをPayPayポイントに自動で交換する設定をする

付与されたソフトバンクポイントは、My SoftBankまたはMy Y!mobileから確認できます。

カード番号が記載されていないセキュリティ対策

PayPayカードは、カード券面にカード番号が一切記載されていないナンバーレスデザインです。

つまり、PayPayカードならレジでの支払い時や財布から取り出した際に、他人にカード情報を盗み見される心配がありません

金魚(筆者)
金魚(筆者)

カード番号やセキュリティコードが必要な場合は、PayPayアプリ内で生体認証を行うことで安全に確認できます。

さらに、PayPayでの支払いにPayPayカードを設定しておけば、実際のカードを持ち歩く必要がなくなります。

盗難や紛失のリスクも回避できるので、セキュリティ体制を重視する人におすすめです。

PayPayカードのデメリット

申込方法はスマホからのみでパソコンからは不可

PayPayカードの申し込みは、スマートフォンからのみ受け付けています。

そのため、パソコンや電話での申し込みはできません

金魚(筆者)
金魚(筆者)

実際にパソコンからPayPayカードの申し込みサイトにアクセスして「申し込みはこちら」ボタンを押すと、「お申し込みにはスマートフォンが必要です」という画面が表示されます。

「パソコンの方が操作に慣れている」「スマホでの文字入力が苦手」「画面が大きい方が見やすい」という方にとってはデメリットです。

特に年配の方や、普段パソコンメインで作業をしている方には不便に感じられるでしょう。

PayPayカードからのPayPay残高チャージはポイント付与がない

PayPayカードの意外な落とし穴として、PayPayカードからPayPay残高へのチャージではポイントが一切付与されません

クレジットカードでの電子マネーチャージでポイントを貯める「ポイント二重取り」を期待している方にとってはデメリットです。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

多くの方が「PayPayカードでPayPay残高にチャージして、その残高で支払えばポイントがダブルで貯まる」と考えがちです。

しかし、実際にはチャージ時にはポイントが付与されず、さらにPayPay残高での支払いは還元率0.5%と低くなってしまいます。

むしろPayPayカードユーザーには、残高チャージではなくPayPayクレジット(PayPayアプリに登録したPayPayカードでの支払い)の利用がおすすめです。

PayPayクレジットなら1.0%の還元率を確保でき、PayPayステップ達成時には1.5%まで向上します。

PayPayカードを最大限活用するには、チャージではなく、直接クレジット決済を選択することが賢明です。

付帯保険がないから旅行好きには不向き

PayPayカードには、旅行傷害保険やショッピング保険といった付帯保険が一切ありません。

つまり、旅行好きの人や出張が多い人には不向きのカードです。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

多くのクレジットカードには、海外旅行中の急な病気やケガ、事故による損害を補償する「海外旅行傷害保険」や、購入した商品の破損・盗難を補償する「ショッピング保険」が無料で付帯しています。

しかし、PayPayカードにはこれらの保険サービスがありません

年会費無料のクレジットカードでも保険が付帯するものが多い中、PayPayカードは保険面で他社カードと比較して見劣りしてしまいます。

保険サービスが付帯するのはPayPayカード ゴールド(年会費11,000円)のみです。

保険を重視する方は、他の保険付帯カードとの併用か、ゴールドカードへの申し込みを検討してください。

ETCカードに550円の年会費がかかる

PayPayカード自体は年会費永年無料ですが、ETCカードを発行する場合は年会費550円が必要になります。

本体カードが無料なだけに、この追加費用は意外な出費として感じられるかもしれません。

金魚(筆者)
金魚(筆者)

多くの年会費無料クレジットカードでは、ETCカードも無料で発行できることが多いため、PayPayカードの仕様は他社と比較して不利な点といえます。

特に高速道路をほとんど利用しないドライバーにとって、得られるメリットが少ないです。

ETCカードを無料で利用したい場合は、他の年会費無料でETCカードも無料のクレジットカードとの併用も検討すべきでしょう。

PayPayカードの利用が向いている人

PayPayカードの利用が向いている人は、日常的な支払いで効率よくポイントを貯めたい人です。

基本還元率1.0%という高水準の還元に加え、条件達成で最大1.5%まで上がります。

そのため、コンビニでの少額決済から公共料金まで幅広い支払いでメリットを感じられます。

特にYahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用する方なら最大5.0%還元の恩恵を受けられます。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは携帯料金の支払いで追加特典も獲得できます。

また、交通系ICカードのチャージでもポイントが貯まるため、通勤・通学で電車を利用する方にも最適です。

PayPayカードの利用が向いていない人

PayPayカードの利用が向いていない人は、まずスマートフォンでの操作が苦手な方です。

申し込みがスマホからのみとなっており、パソコンや電話では手続きできないため、年配の方やパソコンメインで作業する方には不便です。

また、旅行や出張が多い方にも不向きです。

PayPayカードには海外旅行傷害保険やショッピング保険といった付帯保険が一切ありません。

さらに、ETCカードに年会費550円がかかるため、高速道路をあまり利用しないドライバーには負担となります。

PayPay残高チャージでポイントが付与されない点も、ポイント二重取りを期待する方には物足りないでしょう。

まとめ

PayPayカードは年会費永年無料で基本還元率1.0%、PayPayステップ達成時には1.5%まで向上する高還元率のクレジットカードです。

Yahoo!ショッピングでは最大5.0%還元、交通系ICカードチャージや公共料金支払いでもポイントが貯まるため、日常使いに最適です。

PayPayアプリとの連携により、カード番号確認や請求明細チェックが簡単で、ナンバーレスデザインによるセキュリティ対策も万全です。

一方で、申し込みはスマホ限定、付帯保険なし、ETCカード年会費550円などのデメリットもあります。

PayPayやYahoo!ショッピングを頻繁に利用し、日常の支払いでコツコツポイントを貯めたい方におすすめのカードです。

執筆者・運営者について
金魚
金魚
ブロガー/ライター
20代の金融ライター。
これまで100本以上の記事を執筆。ディレクター業務の経験あり。

20代の学生・新社会人へ。
クレジットカード決済やコード決済など、初めて利用する機会が多くなるはず。
安心して利用できるような記事を書いていきます。
記事URLをコピーしました