JCBカードSのメリットとデメリットを解説!国内外の施設を使う人におすすめ
「最近、JCBカードSは会員向けに様々な割引・サービスを提供している評判を聞きました。
外食したり旅行したりする機会が多いので、料金が安くなるなら嬉しい!
自分に適しているカードなのかを知りたいと思い、機能性やメリットの理解を深めたいと思いました。」
JCBカードSは国内外のグルメやレジャー、エンタメなどの施設・サービスで割引が適用されます。
JCBカードSは、国内外の施設を利用する機会が多い人におすすめのクレジットカードです。
この記事では、JCBカードSのメリットとデメリットを解説します。
JCBカードSの基本情報
JCBカードSの基本情報を紹介します。
基本情報でわかることは以下の3つです。
- 18歳以上が申込対象
- 1,000円(税込)につき1ポイント
- JCBカードS優待クラブオフで割引
高校生を除く18歳以上が申し込めるので、大学生や社会人の人におすすめです。
詳細情報は以下にまとめたので、参考にしてください。
クレジットカード名 | JCBカードW |
年会費(本会員) | 無料 |
年会費(家族会員) | 無料 |
申込対象(本会員) | ・18歳以上の人 ・本人または配偶者に安定継続収入のある人 ・高校生を除く18歳以上で学生の人 ※一部、申込みできない学校あり |
申込対象(家族会員) | 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の人 本会員が学生の場合は申込不可 |
国際ブランド | JCB |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
還元率 | 0.50% |
付与率 | 1,000円(税込)につき1ポイント |
還元例 | ・Amazon.co.jpで支払いに利用したら1ポイント=3.5円分 ・キャッシュバックしたら1ポイント3円 ・優待店利用で最大20倍(ポイント還元率は最大10%) |
発行スピード | ・最短3営業日でカードを発行、申し込みから約1週間でお届け ・ナンバーレスなら最短5分でカード番号発行、カード到着前から利用可能 ※申込み内容やカードにより、カード到着まで1週間以上かかる場合あり |
国内旅行傷害保険 | なし |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピングガード保険(国内) | なし |
ショッピングガード保険(海外) | 最高100万円 |
電子マネー対応 | ・ETCカード ・QUICPay(TM) ・家族カード |
Webサービス | ・JCBカードS優待クラブオフ ・MyJCB ・MyJチェック ・JCBスマートフォン保険30,000円 ※1事故につき自己負担額10,000円 |
締め日 | 毎月15日 |
引き出し日 | 翌月10日 ※支払い日が土日祝日の場合は翌営業日 |
JCBカードSのメリットはクラブオフで割引が適用される点
JCBカードS優待クラブオフで20万か所以上の施設で割引あり
JCBカードS優待クラブオフとは、割引や特典が受けられるJCBカードS会員限定の優待サービスです。
国内外20万か所以上の施設で使えるほど充実しているので、グルメやレジャー、エンタメなどを利用する人におすすめです。
サービス内容は大きく分けて4つあるので紹介します。
最大80%オフの優待でサービスが安くなる
優待サービスの一例を紹介します。
優待内容は終了・変更となる場合があるので、MyJCBにログインして確認してください。
優待の例 | 優待の内容(税込) |
---|---|
TOHOシネマズ | 映画鑑賞チケット 一般:2,000円→1,500円 |
横浜・八景島シーパラダイス | アクアリゾーツパス (水族館4施設パス) 大人・高校生以上 3,500円→3,000円 |
PIZZA-LA | ピザを含む4,000円以上の注文 500円割引 |
ホテル京阪ユニバーサル・タワー | 大人1名様1泊(1室2名) 8,800円~ |
国内外20万か所以上あるうちの4つを紹介しました。
上記以外にも日常的に利用する施設ばかりなので、クラブオフのWebサイトから登録しておきましょう。
本会員と同伴していれば家族・友人も割引される
本会員が同伴する場合、家族・友人も会員料金として割引されるのが魅力的です。
もし本会員が同行できない場合でも、同居の家族(配偶者、お子様、お孫様など2親等以内)が代表者として利用できます。
ただし、サービスの内容によっては本会員のみ利用可能な場合もあるので、覚えておきましょう。
毎月応募できるプレゼントキャンペーンに参加できる
クラブオフは、会員が参加できるプレゼントキャンペーンを毎月開催しています。
どの賞品でも応募できるので、登録後はぜひラインナップを確認しましょう。
当選確率は低いですが、豪華賞品ばかりなので期待が高まります。以下は過去に実施していた賞品の一例です。
賞品例 | 当選者数 |
---|---|
しゃぶしゃぶ用の山形牛 | 各月1名 |
パナソニック電動アシスト自転車ビビ | 1名 |
クオカード3,000円分 | 毎月3名 |
宿泊補助券5,000円分 | 毎月5名 |
メルマガ限定の特典を受け取る
クラブオフのメールマガジン「めーるナビ」に登録すると、期間限定のお得なキャンペーンや優待クーポンが届きます。
季節に合わせた特典情報はもちろん、施設のキャンセルによる特別価格の案内など、見逃せない情報が満載です。
・季節にあったお得な宿泊キャンペーンや優待クーポンをお届け!
・急に大量のキャンセルが出た施設があると、大幅な割引サービスを提供する場合あり!
・こまめに情報をチェックして利用するのがおすすめ
・登録するだけで毎月プレゼントがもらえる自動抽選機能付き!
・その時期ならではのアイテムが続々登場
さらに、メールマガジンに登録するだけで、毎月開催されるプレゼント抽選に自動でエントリーされます。
魅力的な商品を次々と用意しているサービスなので、ぜひ「めーるナビ」に登録してアイテムを確認してください。
年会費が永年無料で家族カードも無料
JCBカードSは本会員も家族会員も年会費が無料です。
優待サービスが充実していると年会費がかかるイメージがありますが、永年無料なので安心してください。
JCBカードSで家族と一緒に国内外20万か所以上の施設を利用して、旅行や食事を楽しむプランがおすすめです。
ポイント付与は1,000円(税込)につき1ポイント
JCBカードSは1,000円(税込)利用すると1ポイントたまります。
家族と一緒に使うとたまりやすいので、JCBカードS優待クラブオフのサービスを使いながら利用するのがおすすめです。
なお、1回の利用分が1,000円未満でも、毎月の利用分すべてを合計してからポイントに換算されます。
でもJCBカードWは1,000円(税込)利用すると2ポイント。JCBカードSよりもJCBカードWのほうがお得なのでは?
JCBカードSは「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」によってポイントが2倍になります。
JCBスターメンバーズとは、前年の利用額に応じてメンバーランクとポイント倍率がアップする登録不要のサービスです。
以下はメンバーランクの利用額とポイント倍率をまとめた表です。
メンバーランクの利用額 | ポイント倍率 |
---|---|
ロイヤルαPLUS300万円~ | 2.0倍 |
スターαPLUS100万円~ | 1.5倍 |
スターβPLUS50万円~ | 1.2倍 |
スターePLUS30万円~ | 1.1倍 |
1年間に合計300万円以上を利用すれば、翌年のポイントが最大2倍になります。
MyJCBのトップページで、自身のランクとランクアップに必要な金額を確認できるので、利用時はぜひチェックしてください。
パートナー店の利用でポイントが最大20倍
JCBカードSは、パートナー店の利用でポイントが最大20倍になります。
交換商品によっては、ポイント還元率が最大10%が付くほどです。
例えばStarbucks eGiftを購入すると20倍付くよ!
スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージは10倍!
パートナー店は他にも豊富にあります。
普段利用する買い物先やネットショッピングがあるかもしれません。
JCBオリジナルシリーズサイトにあるパートナー店の代表例を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
いつも利用しているお店があれば、相性がいいね!
お店のカテゴリー | お店の代表例 |
---|---|
オンラインショッピング | ・amazon ・App Store ・メルカリ ・Google Play |
カフェ・ファストフード | ・スターバックス ・サンマルクカフェ ・ドミノピザ |
コンビニ・ドラッグストア | ・セブンイレブン ・ウエルシア ・ツルハドラッグ |
百貨店 | ・高島屋 ・東武百貨店 池袋店 ・京王百貨店 |
スーパー・食品 | ・成城石井 ・やまや ・北海市場 |
家電・ホームセンター | ・ビックカメラ ・ジョーシン ・コジマ |
カーライフ | ・タイムズパーキング ・タクシーアプリGO ・S.RIDE |
グルメ | ・木曽路グループ ・世界の山ちゃん ・ぎょうざの満洲 |
書籍・文房具 | ・丸善 ・ジュンク堂書店 ・大丸藤井セントラル |
JCBカードSのデメリットはポイント還元率が高くない点
ポイント還元率0.5%は平均的で高くない
「ポイント還元率が高い」と評価されるのは、一般的に1.0%以上です。
0.5%のポイント還元率があるクレジットカードは、ざらにあります。
ポイント還元率が高いカードを探しているなら、倍の1.0%が適用されるJCBカードWのほうがおすすめだよ!
ただし、JCBカードSにはクラブオフの優待サービスがあるので、0.5%のポイント還元率というデメリットをカバーできます。
利用者によってデメリットの捉え方が異なるので、以下を参考にしてJCBカードSの理解を深めましょう。
利用者パターン | メリット?デメリット? |
---|---|
ポイント還元率0.5%は嫌だ! →クラブオフも使わない | デメリット ※JCBカードWが最適 |
ポイント還元率0.5%は嫌だ! →でもクラブオフは使う | メリット |
ポイント還元率0.5%は良い! →でもクラブオフは使わない | デメリット ※JCBカードWが最適 |
ポイント還元率0.5%は良い! →クラブオフも使う | メリット |
JCBカードSにしかない強みは、クラブオフの優待サービスです。
クラブオフの優待サービスを使わない場合はデメリットになるので気を付けてください。
国内向けの旅行傷害保険とショッピングガード保険が用意されていない
JCBカードSには、国内向けに旅行傷害保険とショッピングガード保険が用意されていません。
用意されているのは海外向けの旅行傷害保険(最高2,000万円)とショッピングガード保険(最高100万円)です。
国内で病気や怪我をした場合は、自身が加入している保険を利用したり、状況に合わせて警察や救急車を呼んだりしてください。
国内向けの保険がなくても、日本のサービスは充実しているから安心感が強いね!
しかし、国内の旅行でも不慣れな土地に行けば、思いがけない事故が起きる可能性があります。
リスクに備えておきたい、かつJCBカードの利用を考えている人は、JCBゴールドの利用を検討してください。
- 年会費11,000円(税込)※1
- 安定継続収入のある20歳以上が申込対象※2
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円※3
- 国内傷害保険:年間最高500万円※4
詳細
※1:初年度年会費無料(オンライン入会の場合のみ)
※2:学生は申込不可
※3:利用には適用条件あり
※4:1事故につき自己負担額3,000円
ナンバーレスの受付時間は朝9:00~夜20:00のみ
JCBカードSの入会方法は2つあり、ナンバーレスと番号ありがあります。
ナンバーレスは最短即日でネットでも店頭でも使えますが、即時判定の受付時間が朝9:00~夜20:00のみです。
時間外に申し込みをすると翌日の受付扱いになるので、急ぎで利用したい人にとってはデメリットです。
スケジュールの都合やセール期間の終了など、今日中に買い物をしたい場合はナンバーレスの受付時間を要チェックだね。
ナンバーレスは最短5分でカード番号とセキュリティコードが発行されて、カードが手もとになくても買い物ができます。
一方、番号ありはカードが手もとに届いてからでないと、利用できません。
番号ありは約1週間で届くので、最短5分で使えるナンバーレスと比べると利用するまでに時間がかかります。
JCBカードSの利用が向いている人
JCBカードSの利用が向いている人は、JCBカードS優待クラブオフの利用機会がある人です。
文字通り、JCBカードS優待クラブオフはJCBカードSのみに適用されるサービスだからです。
他にもJCBスマートフォン保険30,000円がありますが、事故が起きない限り使う機会がありません。
外食したり、映画を見たり、ホテルに泊まったり…。日常の様々なシーンで国内外の施設やサービスを利用する人にピッタリだね!
JCBカードSの利用が向いていない人
JCBカードSの利用が向いていない人は、国内外の施設やサービスを利用する機会が少なく、かつ高いポイント還元率を求めている人です。
自炊で外食する機会がなかったり、レジャーやエンタメに興味がなかったりする人は、JCBカードSの強みを活かせません。
また、ポイント還元率は0.5%なので、決して高い数字ではないです。
高いポイント還元率を求めているなら、JCBカードWのほうが2倍もポイントが貯まるのでおすすめ!
JCBカードSなら映画館やテーマパーク、外食が500円引きになるサービスが多いです。
優待例を魅力的に感じない人は、JCBカードSの利用が向いていません。
まとめ
JCBカードSは、国内外20万か所以上の施設で割引が受けられる「JCBカードS優待クラブオフ」が最大の特徴です。映画館、テーマパーク、レストランなどで割引特典が適用され、本会員の同伴があれば家族や友人も会員価格で利用できます。
年会費は本会員・家族会員ともに永年無料で、ポイント還元率は0.5%です。前年の利用額に応じてポイント倍率が上がる「JCBスターメンバーズ」制度があり、最大2倍のポイントが貯まります。また、パートナー店の利用で最大20倍のポイントが付与されます。
一方で、国内向けの旅行傷害保険やショッピングガード保険は付帯していません。外食やレジャー、エンタメなどの施設をよく利用する人には最適ですが、そういった機会が少なく高いポイント還元率を重視する人には向いていないカードと言えます。