イオンカードのメリットとデメリットを解説!イオン系列ならポイントがたまりやすい


「普段からイオンで買い物をするから、イオンカードで買い物をする方がいいのかな?
だけどイオンカードのメリットもデメリットもわからない。自分に合っているかどうかを判断したいから教えて!」
日用品や雑貨、食料品などを購入する際、近くのイオンを利用する人が多いことでしょう。
そこで、イオンを利用する人におすすめなのがイオンカードです。
イオングループの対象店舗で利用すればポイント2倍になり、お客さま感謝デーやG.G感謝デーなどのポイント獲得の機会が多いです。
この記事では、イオンカードのメリットとデメリットを解説します。
イオンカードの基本情報

まずはイオンカードの基本情報を確認しましょう。
イオンカードは、イオングループが発行するクレジットカードで、イオン系列店での割引やポイント還元などの特典が受けられるカードです。
基本情報でわかることは以下の5つです。
- イオングループの対象店舗で利用するとポイント2倍(ポイントをためる)
- 毎月10日はイオングループ以外の買い物でもポイント2倍(ポイントをためる)
- 毎月20日・30日は全国のイオンなどの買い物代金が5%OFF(お客さま感謝デー)
- 55歳以上は毎月15日にイオンの買い物が5%OFF(G.G感謝デー)
- 5日・15日・25日の毎月5のつく日はポイント2倍(お客さまわくわくデー)
イオンカードならポイントがたまる機会が多いです。
詳細情報は以下にまとめたので、参考にしてください。
クレジットカード名 | イオンカード |
---|---|
年会費(本会員) | 無料 |
年会費(家族会員) | 無料 |
申込条件(本会員) | ・18歳以上の方 ※高校生は、卒業年度の1月1日以降から申込可能 |
申込条件(家族会員) | 生計を共にする18歳以上 ※配偶者(内縁の相手方、同性パートナーを含む)・親・子供が対象 |
国際ブランド | VISA JCB Master card |
ポイント名 | WAONポイント |
還元率 | 0.5% ※イオングループで買い物をすれば2倍の1.0% |
付与率 | 200円(税込)につき1ポイント |
還元例 | ・イオングループの店舗:いつでもポイント2倍(還元率1.0%) ・毎月10日の「ありが10デー」:イオングループでポイント5倍(還元率2.5%) ・毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」:5%割引(55歳以上は毎月15日も対象) |
発行スピード | 【オンライン申し込み】 最短30分の審査完了後、申し込み当日にお店で受取 【即時発行】 最短5分の審査完了後、アプリでカード受取 |
国内旅行傷害保険 | なし |
海外旅行傷害保険 | なし |
ショッピングガード保険(国内) | なし |
ショッピングガード保険(海外) | なし |
電子マネー対応 | ・WAON ・Apple Pay ・Google Pay |
Webサービス | ・暮らしのマネーサイト ・イオンウォレット |
締め日 | 毎月10日 |
引き出し日 | 翌月2日 ※支払い日が土日祝日の場合は翌営業日 |
イオンカードのメリット

年会費が本会員・家族会員ともに永年無料
イオンカードは本会員・家族会員ともに年会費が永年無料です。
多くのカードで家族カードに年会費がかかる中、家族全員が無料で利用できるのは大きな魅力です。
維持費がかからないため、初心者でも気軽に申し込めて長期間安心して使えます。
使用頻度が少なくても年会費の心配がなく、サブカードとしても最適。
年会費無料でありながらWAON一体型機能や各種特典も充実しており、コストパフォーマンスに優れたカードです。
ポイント獲得や割引の機会が多い
イオンカードは、イオングループでの買い物において豊富なポイント獲得と割引の機会を提供しています。
通常時でもイオン、マックスバリュ、ダイエーなどの対象店舗では常にポイントが2倍です。
ポイントが倍または割引が適用されるサービスを紹介します。
サービス名 | 開催日 | 特典内容 | 対象店舗 | 特徴・条件 |
---|---|---|---|---|
イオングループ 常時特典 | 毎日 | ポイント2倍 (還元率1.0%) | イオン、マックスバリュ、ダイエー、イオンモール、ミニストップなど | 基本特典として いつでも適用 |
ありが10デー | 毎月10日 | ポイント5倍 (還元率2.5%) | イオングループ対象店舗 | 月1回の大幅 ポイントアップ |
お客さま感謝デー | 毎月20日 30日 | 5%割引 | イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレなど | 現金値引きで 即座にお得 |
G.G感謝デー | 毎月15日 | 5%割引 | イオングループ対象店舗 | 55歳以上限定 |
WAONポイントデー | 毎月5日 15日 25日 | ポイント2倍 | イオングループ対象店舗 | WAON利用時のみ ※現金・クレジット除く |
イオンシネマ特典 | 毎日 | 映画料金割引 (300円引き) | 全国のイオンシネマ | 同伴者1名まで適用 ※専用サイトから購入 |
ポイントが倍になったり割引になったりすれば、日常的な買い物でお得感を実感できます。
イオングループを頻繁に利用する方なら、他のクレカよりもイオンカードの利用がおすすめです。
クレジット機能と電子マネーWAONが1枚に集約
イオンカードはクレジット機能と電子マネーWAONが1枚に集約されており、財布をスッキリさせられます。
クレジット決済とWAONタッチ決済の両方が可能で、特にコンビニやスーパーでの少額決済ではWAONが便利です。
1枚で複数の支払い方法に対応でき、効率的なキャッシュレス生活を実現できます。
イオングループの店舗が生活圏内にあるならカード払いの機会が多い
イオングループは全国に幅広く展開しており、生活に密着した店舗が豊富です。
業態 | 店舗ブランド |
---|---|
総合スーパー | イオン、イオンスタイル |
ショッピングセンター | イオンタウン、イオンモール、イオンショッピングセンター、横浜ワールドポーターズ、そよら |
スーパーセンター | イオンスーパーセンター |
ホームセンター | サンデー、ホームワイド、ホームワイド、ペット&グリーン、DayPRO、GATERA、Zoomore |
スーパーマーケット | PEACOCK STORE、ダイエー、マルナカ、フードセンター、マックスバリュ、KOHYO、マックスバリュエクスプレス、レッドキャベツ、Codeli、清水フードセンター、エミフル、フジグラン、フジエフ・マルシェ、パルティ・フジザ・カジュアル、ラクア |
ファッションビル | ビブレ、フォーラス、オーパ |
ディスカウントストア | アコレ、ザ・ビッグ、ビッグ・エー |
専門店小型 | まいばすけっと、イオンエクスプレス、キッズリパブリック、イオンバイク、イオンドラッグ、イオンリカー、R.O.U |
上記の店舗が生活圏内にあれば、食料品や日用品の購入、コンビニでの少額決済など日常的にカードを使う機会が多くなります。
頻繁な利用でポイント獲得機会が増え、各種特典を最大限活用できるほか、ゴールドカード招待の可能性も高まります。
イオンゴールドカードの切り替えができる
イオンカードは年間50万円以上利用すると、年会費無料のままイオンゴールドカードに自動切り替えされます。
月約4万2千円の利用で達成可能で、食費や光熱費をカードにまとめるだけで無理なく条件クリアできます。
項目 | イオンカード | イオンゴールドカード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料(招待制) |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% |
取得方法 | 申込み可能 | 招待制のみ (年間100万円以上利用等) |
銀行口座 | 好きな銀行口座を選択可能 | 好きな銀行口座を選択可能 |
カード機能 | クレジット + WAON | クレジット + WAON |
WAONオートチャージ | ポイント付与なし | ポイント付与なし |
旅行傷害保険 | なし | 海外:最高5,000万円 国内:最高3,000万円 |
ショッピング保険 | なし | 年間300万円まで |
空港ラウンジ | なし | 国内主要 空港ラウンジ無料 |
イオンラウンジ | なし | 利用可能 |
イオン銀行特典 | 対象外 | 対象外 |
イオングループ特典 | ポイント2倍 5%OFF等 | ポイント2倍 5%OFF等 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB |
締め日・支払日 | 10日締め 翌月2日払い | 10日締め 翌月2日払い |
おすすめ対象 | 既存銀行口座を 継続利用したい方 | 旅行が多い方 上級サービスを求める方 |
ゴールドカードでは海外旅行保険、国内空港ラウンジ無料利用、イオンラウンジ利用権などの特典が追加されます。
家族カードも同様のサービスを年会費無料で受けられます。
日常使いで自然にアップグレードできる魅力的な仕組みです。
流通系カードだから銀行系クレカ並みの厳格な審査がない
イオンカードは流通系クレジットカードのため、銀行系カードより審査が柔軟です。
なぜなら、イオンカードは店舗での利用促進を目的にしているからです。
銀行系が貸し倒れリスクを重視して厳格な審査をおこなうのに対し、流通系のイオンカードはより多くの人にカードを持ってもらいたい戦略があります。
年収が高くなくても、安定収入があれば審査対象となります。
初回クレカや他社審査落ちの方にもおすすめです。
既存の銀行口座を継続利用できる
イオンカードは既存の銀行口座をそのまま引き落とし口座として利用できます。
給与振込や各種引き落としで使っている口座を変更する必要がなく、家計管理がシンプルに保てます。
ただし、イオンカードセレクトはイオン銀行口座が必須なので、既存口座の継続希望なら通常のイオンカードを選択しましょう。
項目 | イオンカード | イオンカードセレクト |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% |
取得方法 | 申込み可能 | 申込み可能 |
銀行口座 | 好きな銀行口座を選択可能 | イオン銀行口座が必要 |
カード機能 | クレジット + WAON | クレジット + WAON + キャッシュカード |
WAONオートチャージ | ポイント付与なし | ポイント付与あり (0.5%) |
旅行傷害保険 | なし | なし |
ショッピング保険 | なし | なし |
空港ラウンジ | なし | なし |
イオンラウンジ | なし | なし |
イオン銀行特典 | 対象外 | Myステージ特典あり (金利優遇・手数料優遇等) |
イオングループ特典 | ポイント2倍 5%OFF等 | ポイント2倍 5%OFF等 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB |
締め日・支払日 | 10日締め 翌月2日払い | 10日締め 翌月2日払い |
おすすめ対象 | 既存銀行口座を 継続利用したい方 | イオン銀行も使いたい方 WAONを頻繁に使う方 |
イオンカードなら新しい口座開設の手間も省け、複数口座の管理や残高確認の煩わしさからも解放されます。
新しい口座開設をする時間も不要なので、イオンカードはおすすめです。
イオンカードのデメリット

イオングループ以外ではお得感が少ない
イオンカードの大きなデメリットとして、イオングループ以外での利用ではお得感が少ない点が挙げられます。
楽天カードやPayPayカードなど多くの競合カードが1.0%の基本還元率を提供している中、イオンカードの0.5%は見劣りしてしまいます。
地方によってはイオン店舗の展開が少ない地域もあり、そうした環境では特典を活用する機会が限られてしまいます。
イオンでの買い物頻度が低い方や、どこで使っても高還元率を求める方には物足りないカードといえるでしょう。
イオングループで利用しないと、イオンカードのメリットが得られにくいです。
旅行保険もショッピング保険もない
イオンカードの基本カードには旅行保険やショッピング保険が一切付帯していません。
海外旅行時の医療費や事故による損害は自己負担となり、別途保険加入が必要です。
国内旅行保険もなく、カードで購入した商品の破損・盗難補償もありません。
旅行頻度が高い方には物足りない仕様です。
イオンカードの利用が向いている人

イオンカードの利用が向いているのは、生活圏内にイオングループの店舗がある方です。
イオングループで食料品や日用品を購入し、倍以上のポイントや割引を活用できる方ならメリットを受けられます。
年会費永年無料で維持費がかからず、既存の銀行口座をそのまま使い続けられるため、口座変更の手間がありません。
クレジットカードとWAONが1枚に集約されているため、財布もスッキリします。
流通系カードのため審査が比較的柔軟で、学生やパート・アルバイトの方に適しています。
さらに、将来的にゴールドカードを目指す方にも向いています。
年間50万円程度の利用で自動的にイオンゴールドカードに切り替わり、旅行保険や空港ラウンジ特典が年会費無料で追加されます。
イオンカードの利用が向いていない人

イオンカードに向いていないのは、イオングループをほとんど利用しない方です。
基本還元率0.5%は楽天カードやPayPayカードの1.0%より低く、イオン以外ではお得感がありません。
また旅行頻度が高い方にもおすすめできません。
基本カードには旅行保険やショッピング保険が一切なく、別途保険加入が必要になるためです。
まとめ
イオンカードは、イオングループでの買い物が多い方にとってメリットの大きいクレジットカードです。
年会費永年無料でありながら、イオングループでは常時ポイント2倍、毎月10日は5倍、20日・30日は5%割引など豊富な特典を受けられます。
特に家計管理をシンプルにしたい方や、クレジットカード初心者には最適です。
既存の銀行口座をそのまま利用でき、年間50万円の利用でゴールドカードに自動アップグレードされる魅力もあります。
一方で、イオングループをほとんど利用しない方や高還元率を重視する方には向いていません。
基本還元率0.5%は他社カードより低く、旅行保険も付帯していないためです。
イオンカードを検討する際は、まず生活圏内にイオングループの店舗があるか、どの程度利用するかを考慮することが重要です。
イオングループの利用頻度が高ければ、他のクレジットカードにはない大きなメリットを得られるでしょう。